自宅で出来る美容レーザー美顔器「トリア・スキンエイジングケアレーザー」。
私は顔中にできたひどいニキビに悩み、トリア・スキンエイジングケアレーザーを2年くらい使用しました。現在はクレーター状のニキビ跡は残ってしまいましたが、ニキビもニキビ跡(色素沈着)もなくなりました。
この記事では、トリア・スキンエイジングケアレーザーの使用方法をはじめ、元愛用者である私が実際に使ってみて、思ったことやおすすめの使用方法・疑問についてご紹介しています。
購入を検討している人も、購入後使い方がわからない人も参考になればと思います。
トリアスキンエイジングケアレーザーの使い方
レーザー美顔器を使用する前の準備をします。
メイクや日焼け止めなどをなどの汚れを洗顔で落とし、素肌の状態で使用します。肌に水分が残らないようにきちんと顔を拭いておきましょう。
使い方はとても簡単!
トリートメントレベルを設定し、手順に沿って美顔器を肌にあてていくだけです。
- 使用は睡眠前、夜を推奨(公式)
- 鏡を見ながらお手入れする
- トリートメントレベルを徐々に上げる
トリア公式では使用は睡眠前を推奨しています。万が一、一時的な赤みや腫れが出た場合も寝ている間に落ち着く時間を与えることができます。
はじめて使用する方はトリア公式HPに使用方法を解説している動画がありますので、チェックしてみてください。
※エイジングケア→トリア・スキンエイジングケアレーザーをクリックし、下にスクロールすると動画があります。
毎日行う8週間のトリートメント
トリア・スキンエイジングケアレーザーは、毎日1日1回、8週間使用します。さらにお手入れが必要だと感じた場合は、4週間の休止期間後、8週間のお手入れサイクルを繰り返します。
「8週間使用 → 4週間休止」
⇩
1クールとします。
トリートメントレベルを設定しよう
電源を入れた後に、電源ボタンを押すとトリートメントレベルを選ぶことができます。
電源ボタンの隣に3つ連なったライトがあり、電源ボタンを押すたびに1,2,3と点灯するライトが増えたり減ったりします。
ライト1つ点灯はレベル1[低]、2つはレベル2[中]、3つはレベル3[高]です。
レベルの違いは照射時間です。レベルによってダウンタイムや効果も大きく変わります。
レベル1 | 低 | 1ゾーンあたり約30秒 |
レベル2 | 中 | 1ゾーンあたり約1分 |
レベル3 | 高 | 1ゾーンあたり約2分30秒 |
はじめてトリアを使用する方は、最初の1週間はレベル1を使用しましょう。
肌がレーザーに慣れたら、効果を高めるためトリートメントレベルを徐々に上げていきます。
レーザーを使ってみよう
4つのゾーンを覚えよう
トリア・スキンエイジングケアレーザーでは、顔を4つのゾーンに分け、レーザーを照射していきます。
・こめかみ+頬の左右(ゾーン1,2)
・おでこ(ゾーン3)
・鼻の下+あご周辺(ゾーン4)
目元・口元は避けます。
鏡を見ながら顔にレーザーを照射
1~4と順番に1からレーザーの照射口全体がお肌にぴったり当たるようにして、 まんべんなく左右にゆっくりとすべらせるようにスライドさせます。鏡を見ながら行ってください。
各ゾーンのトリートメントをするには紫色の接触ランプが点灯し続けるように、本体を肌にしっかりと当て、一箇所に留まることなく動かし続けます。
同じ場所をずっと照射し続けることは絶対にNGです。赤みや腫れが増し、水ぶくれやかさぶたになってしまう恐れがあります。
完了音に従ってゾーンを移動する
1ゾーンの照射時間が終わると本体がピッと音を出すので、次のゾーンに移します。
4ゾーン全部をトリートメントし終わると、ピッピーピーという終了音と共に電源が自動的に切れます。
使用後は肌が乾燥しやすので、化粧水などを使いしっかり保湿をしましょう。
また、紫外線対策も必須です。
8週間の使用中は毎朝、UV効果が高く、肌に合った日焼け止めを使い、紫外線による新たなダメージから肌を守ることが大切です。
トリアを使ってみて気付いたこと
お手入れ中や使用直後にあらわれる症状について。
- わずかなチクチク感やかゆみ・ヒリヒリ感
- 日焼けしたときのような顔のほてりや熱
- 一時的に肌が赤くなる
大抵はひと晩から3日くらいの間に落ち着き、肌がトリートメントに慣れてくるに従って軽くなります。
レベルによっては痛みがある
お手入れ中や使用直後、わずかにチクチク感やかゆみ・ヒリヒリ感を感じることや、日焼けしたときのようなほてりや熱を感じることがあります。
レベル1は30秒の照射時間のため、ほとんど痛みがなくすぐに終わります。レベル2、レベル3は痛いです。特にレベル3は1ゾーン内の往復時間も長いため、痛みがかなり強いです。
使っていくうちに痛みには徐々に慣れてきますが、レベル3は慣れても痛いです。(笑)
ちなみに顔の部位で痛みが強いのは、おでこと鼻の下です。レベル3だと涙がうっすらこぼれたり、鼻水が出たりしました。
日焼けしたように顔が赤くなる
レーザー後、肌の状態が元の状態へと戻るまでの期間、いわゆる”ダウンタイム”のことですが、やはりレベル2,3は使用後に時間差でだんだんと顔に赤みが出てきます。
肌質によって違いがあるとは思いますが、自分の肌は、1回の使用だけなら次の日に赤みが続くことはほとんどなく、あっても少し赤いかな?くらいでした。
実際に使用してみて感じたことなのですが、私は早く効果が出てほしかったので、毎日レベル3を使用し続けました。毎日使用すると顔の赤みが強くなり、赤みが引かなくなります。
実はこれ自分ではあまり気付きにくかったりするんですよね。私は家族や職場など、周りの人たちに「顔赤いけど大丈夫?」と言われてはじめて気付きました。人に心配されるほど赤みが残ってるんだと。
トリアの説明書にも下記の注意点の記載があります。
前回のトリートメントによる赤みまたは腫れがひどい場合は使用せず、赤みまたは腫れが引くのを待ってから使用してください。
早く効果を感じたい気持ちはものすごくわかりますが、自分の肌と相談して、肌に負担をかけすぎない使い方をする必要があります。
肌がガサガサになり、化粧ノリが悪い
トリア使用後の特長として肌のカサつき・乾燥、一時的に現れる小さな斑点(かさぶた)などの症状があらわれることがあります。
フラクショナルレーザーは、肌表面に微細なレーザー光線を点状照射(フラクショナル照射)し肌に細かな穴を開けることで、傷を治そうとする皮膚の再生力によってエラスチンやコラーゲンの産生を促進し、美肌効果をもたらすレーザーです。
レーザーを行うことで肌の赤みかさぶたなどの症状があらわれ、使い続けているうちは肌のかさつきが気になり、一時的に化粧のノリが悪くなります。
肌が生まれ変わる過程で発生するものなので、かさぶたや皮むけなどは無理に剥がさないようにしましょう。
充電回数は多め、いきなり電池切れすることも
トリアは充電式の美顔器なので、定期的な充電が必要となります。
電池が減ってくると、電池の残量ボタンが点滅しお知らせしてくれるのですが、レベル3を使うと消費が激しいため、表示が出ずにいきなり動かなくなるなんてことも。こんなことがあると壊れたんじゃないかと不安になりますよね…。
以前トリアに問い合わせしたところ、レベル3は電力の消費が激しいため、突然電源が落ちることもあると言われました。(いいのか?)
レベル1やレベル2だけの使用であれば、しばらく使用できますが、レベル3を使用すると消費が激しいので、毎日使うと2,3日使っただけで充電が必要になります。
レベルを上げるにつれ、消費電力も多くなるため、頻繁に充電が必要になるということです。
充電時間は約2時間半かかります。
元愛用者の私が考える現実的なトリアの使い方
いつ使う?
トリアは洗顔後に使用します。
公式では使用は睡眠前を推奨しています。万が一、一時的な赤みや腫れが出た場合も寝ている間に落ち着く時間を与えることができるからだそうです。
そうなると使用はお風呂後がおすすめです。使用する際は化粧水など肌には何も塗っていない素肌の状態でなくてはなりません。寝る前に再度洗顔するとなると面倒くさいですよね。
寝る前の洗顔後
⇩
化粧水などを塗っていない素肌
⇩
お風呂後がおすすめ!
レベルの調整がとにかく重要!
トリアを使用することで、一番気になるのはダウンタイムです。
もちろん美容クリニックにくらべると格段にダウンタイムは短いのですが、使い方によっては肌の赤みは出てきます。
でも効果を感じたいからレベル3を使いたいですよね…。正直、レベル2だけでも個人的には緩やかですがそれなりに美肌効果は感じられると思います。
私はレベル3を毎日常用し、顔が真っ赤になりました。1か月くらい治らなかったです。
なので、家から出ることがないという人は別ですが、仕事などで外出したり、常に人に会う機会のある日々を送っている人は、レベル3を毎日使うことはおすすめしません。
自分の肌の状態と相談しよう
そろそろレベルを上げたいなと感じた時、自分の顔を鏡で見てください。
肌に赤みは残っていませんか?
赤みが残ったまま使用し続けると、赤みが残ったまま定着し、日焼けしたような肌になってしまい、色素沈着の原因になります。
そんな色々経験してきた私が考えるおすすめの使い方は、レベル2を毎日使用し、問題なければ2,3日に1回の頻度でレベル3を使用する使い方です。
前日にレベル3を行ったとします。
肌の状態を鏡で確認して、今日はレベルをどうしようかな?と決めます。
赤みが大きく残っている場合はレベル1もしくはお休みにするでも良いと思います。私はだいたいはレベル2に下げて肌の様子を見ながら使っていました。外出の予定がない日はレベル3を2日続けて使うこともありました。
もちろん肌質の違いもあるので、赤みが残りやすい人は1週間に1度の頻度でも良いと思います。
翌日赤みが残らない程度に、自分の肌の状態を見て、レベルを毎日調節しながら使い続けることが、日常的にトリアを使用し続けられる使い方であると考えるに至りました。
「効果を早く感じたい」と焦ってお肌に負担を与えすぎないこと。自分のペースで気長に使用すること。それが重要だと感じています。私はこの使い方でもニキビ・ニキビ跡に効果がありました。
使用前後はお肌を冷やそう
痛みに弱い方は、使用前に顔を冷やすのがおすすめです。
氷のうや保冷剤などで、ある程度お肌全体を冷やしてからトリアを使うと、痛みが軽減され、「痛くて使えない…」という方でも使いやすくなります。
トリートメント後も、パックなどで冷やしたり、保冷剤を使うと痛みも赤みもマシになる気がしていつも使っていました。私は保冷剤をキッチンペーパーに包んで、テレビを見ながら顔に当ててました(笑)
トリア使用で気になる疑問を解決
シミが濃くなった?
トリアを使い続けていると、シミが薄くなるはずなのに、逆に濃くなったと感じることがあります。これはお肌のターンオーバーにより、シミが表面に近づいてくるのでシミが濃くなったと感じるのです。
ある日突然ポロっとシミが取れたりする人もいるみたいです。(私はなりませんでしたが)
実際の効果は?
自分がトリアに一番改善してほしかったのは「ニキビ」です。
私のニキビにはものすごく改善効果がありました。そのついでに色素沈着のニキビ跡やシミ・ほくろまで薄くしてくれ、顔中ニキビだらけだった私の人生を変えてくれたトリアには本当に感謝しています。
ただ、ニキビ改善後に期待していた、ほうれい線、深いクレーター状のニキビ跡は私には効果があまり感じられませんでした…。
トリアスキンエイジングケアレーザーの使い方と疑問まとめ
- 洗顔後何も塗っていない素肌の状態にする。
- レベル(低・中・高)の設定しトリートメントを行う。
- 「8週間毎日1日1回使用→4週間休止」のサイクルを繰り返す。
・公式では夜、就寝前の使用を推奨。お風呂後のスキンケア前が楽。
・レベル3は赤みが残りやすいので2,3日に1回くらいの頻度がおすすめ。
・赤みが残っている日は休むかレベル1などレベルを下げて使う。
・痛みに弱い方は使用前後に保冷材などで顔を冷やすと◎。
トリアに関する疑問を解決!
今回はトリア・スキンエイジングケアレーザーの使用方法と、実際に使用して感じた肌の変化や効果、疑問、おすすめの使い方などをご紹介しました。
トリア・スキンエイジングケアレーザーの購入や使用時の参考にしてみてください。
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