治らないニキビで悩んでいませんか?
ニキビがある、、毎日そのことばかり考えてしまい憂鬱になってしまいますよね。ニキビケア商品に変えてもなかなか治らないことも…。
実は私もそうでした。原因不明の顔や体のニキビでずっと悩んでいました。私の場合は顔や体を洗顔料・ボディソープでずっと洗っていましたが、肌にやさしいと言われる「固形石けん」を使い始めてからニキビが改善していきました。
治らないニキビの原因は洗浄剤に含まれる「成分」かもしれません。肌にやさしい成分の洗浄剤を使って、お肌に刺激を与えないことが必要です。
この記事では「ニキビに石けんがおすすめの理由・実際自分が使ったニキビに効果があった石けん」をご紹介しています。
石けんはドラッグストアで買えて、価格も安く、今日からでもすぐに使えますので、この記事を読んで、「ニキビ改善」の参考にしてみてください。
ニキビケア商品でニキビは治る?
「ニキビケア」を目的とした化粧品でニキビは改善するのでしょうか?
個人的には治ることもあると思います。ただ、持続するかは別です。
ニキビを改善するためには、ニキビができない肌をつくることが大事です。
ニキビケア商品をずっと使い続けている人はいるのでしょうか?
ニキビが単発的にできた一時的なものであれば、使う必要はないですよね。大体の人はニキビができた時に一時的に使うという方が多いと思います。
特に勘違いしている方が多いのが、「ニキビケア商品を使えばニキビは治る」と思っていること。
これは正確に言うと間違いです。
ニキビケア商品は「ニキビ予防」を目的とした商品
ニキビケア商品は改善目的ではなく、ニキビ予防が目的です。実際にパッケージや商品HPを見てみると「ニキビが改善します」という言葉は一切書かれていません。
でもなぜか改善効果があるように思えるのは、商品の宣伝や表現がとても上手いからです。
・ニキビ予防、ニキビをふせぐ
・ニキビにアプローチ
・ニキビに働きかける
このような表現がよく使われています。
なぜ「ニキビが改善する」と言えないのか。それはニキビケア商品は「医薬部外品」であるからです。
ニキビケア商品は「医薬部外品」
一般的なスキンケア用品は「薬機法(旧・薬事法)」により、「医薬品」「医薬部外品」「化粧品」のどれかに分類され、効果・効能の範囲が明確に分かれています。
医薬品 | 病気の「治療」を目的とした薬のこと。 厚生労働省より配合されている有効成分の効果が認められたもの。 |
医薬部外品 | 厚生労働省が許可した効果・効能に有効な成分が、一定の濃度で配合されています。治療というよりは防止・衛生を目的に作られています。 |
化粧品 | 医薬部外品と比較してもさらに効能・効果が緩和で、清潔にする、美化する、魅力を増す、健やかに保つなどの目的で使用される製品です。 |
医薬品は「治療」を目的とした薬のことで、医師が処方するものもあれば、ドラックストアなどで購入することもできる「一般用医薬品」もあります。
保険適応の病院で処方してもらう方が安く購入できるメリットがありますので、ニキビは皮膚科で診察してもらうのが、一番効果の期待できる治療法です。
ただし、皮膚科で見てもらう場合は、病院選びが大事になります。ニキビに特化した皮膚科やニキビ治療に定評のある皮膚科を選ぶべきです。
「ニキビは皮膚科で!」と言われているよね
医薬部外品には肌荒れ・にきびを防ぐ」「シミ・ソバカスを防ぐ」など、効果のある有効成分が配合されていため、商品の宣伝に効果を表現することができます。「薬用=医薬部外品」です。
化粧品には医薬部外品に認められている「肌荒れ・荒れ性」「にきびを防ぐ」などの効能・効果は認可されていないので、商品の宣伝に効果を表現することはできません。
効果がある方が買いたくなる…
医薬部外品は「ニキビをふせぐ」という宣伝文句が使えるので、化粧品よりも効果があるように思えてしまいますが、実際には「医薬品」のように治療目的ではなく、「予防」を目的として作られていることを覚えておいてください。
ニキビ改善に石けんがおすすめの理由
自分の顔や体にできてしまった「ニキビ」の原因は何かわかりますか?
「なぜニキビができてしまったのか」を考えてみると、よく言われる一因としては寝不足や食生活が挙げられます。これが原因だとすれば、生活を改善すれば治ります。
それでも治らない「ニキビ」。
洗顔料やボディソープに含まれる「化学物質」が原因かもしれません。
ニキビを改善するためにすることと言えば、「ニキビに効くといわれる化粧品」を使用しませんか?
実際に効果があって持続すればいいのですが、高いニキビ用の化粧品を使用しても、大して改善しなかったときの絶望さは、何もかもが嫌になります。
ニキビを改善するために使っていた化粧品。
実はその“成分”が「ニキビの原因」になっている可能性があるのです。
何でかというと自分が実際に経験したからです。
私は石けんを使う前はボディソープで毎日体を洗っていました。体のニキビには長年悩まされましたが、ニキビには固形石けんが良いと聞き、思い切ってボディソープをやめて石けんで体を洗うことにしました。
石けんを使い続けてみて、ずっと悩み続けていた体のニキビがなくなっていったことに気付き、ニキビの原因が、毎日使っていた「ボディソープ」だったことに気付きました。
それからはもう怖くてボディソープは使っていません…。
だから私は石けんをおすすめします。
なぜ石けんがニキビを治したのか?石けんの良さをご説明します。
石けんは肌への負担が少ない洗浄成分でできている
基本的に洗剤の成分は、水・洗浄成分・添加物で構成されています。
「洗浄成分」に着目してみます。洗浄成分とは何を差すのでしょうか?
洗浄成分について
「洗浄成分」というのは洗剤に含まれる洗浄効果がある成分のことで、界面活性剤を差します。
石けんの天然由来の動植物油脂から作られています。石けんの洗浄成分は「純石けん分」と呼ばれ、ボディソープなどに使われる、アミノ酸系やベタイン系などの洗浄成分とは異なります。
製法にもよりますが、油脂にアルカリを混ぜたシンプルな成分で、洗浄力が高いのに必要な皮脂は落としすぎず、肌への負担が少ないと言われています。
対して、洗顔料やボディソープは、石けんベースのものでなければ、基本的には石けん以外の合成界面活性剤を主成分としています。(アミノ酸系・ベタイン系・ラウレス硫酸Naなど)
天然油脂が原料の場合もありますが、複雑な化学合成を繰り返し、最終的には自然界には存在しない合成界面活性剤を成分としています。
中には、洗浄力が強く、肌に影響を与えてしまう可能性があるものもあり、肌が弱い人にとっては肌トラブルを起こしてしまうことも多くあります。
石けんは肌トラブルにつながるリスクが少ない
基本的に洗剤の成分は、水、洗浄成分、添加物で構成されています。
次は「添加物」について着目してみます。
添加物について
「添加物」というのは洗剤の性能を向上させり、製品の付加価値や安全性を高めるために少量配合されるもので、香料、着色料、防腐剤、品質安定剤、保湿成分などのことです。
石けんにも添加物が配合されているものは多いですが、無添加商品や純石けんなどシンプルな成分で作られている石けんもあります。
「添加物」に関しても複雑な化学合成を繰り返し作られた、自然界には存在しない成分であることが多いので、しっかり洗い流さないと、成分が肌に残り、肌トラブルの原因や悪化につながってしまう可能性があります。
石けんは価格が安い
ボディソープの価格は安くても4~500円くらいです。石けんは1つ100円くらいから買えます。もちろん1000円以上する高価な石けんもありますが、100円の石けんでもかなり高品質です。
価格が安いので、気軽に「使ってみようかな」と思えるのも石けんの魅力のひとつです。ボディソープなどは安くても4~500円はしますし、別の商品に頻繁に変えることも少ないと思います。
石けんは100円から買えるので、次はこれ、次はこれ、と試しやすいのもメリットの一つとしてあります。「自分に合った石けんを追求できる」、石けん好きな方は、色々な石けんを使うことを楽しんでいる方も多いです。
100円の石けんがニキビを治す!?
自分のニキビの原因は、当たり前に毎日使っていた洗顔料やボディソープの「成分」でした。
それに気づかず、自分で自分の首を絞めていたと思うと、「無知」ほど怖いことはないと思います。
もし治らないニキビに悩んでいるなら、「治すこと」ではなく「肌にやさしい成分」の商品を選ぶことに目を向けてほしいです。
高いお金をだしてニキビ用の化粧品を買っていたのに、近所のドラッグストアで100円で売っている石けんでニキビが治るなんて…ニキビできなくなった現在も、ニキビ跡や肌質の変化に悩まされているので、もっと早く知っていればと悔やむばかりです。
もちろんすべてのニキビの原因が「成分」ということではないです。石けんが肌に合わない方もいます。
ただ、こういった事例もあるので、ニキビ治療の参考にしてみてほしいです。
ニキビ改善に本当に効果のあったおすすめの石けん
ニキビの原因は、普段使っている洗顔料やボディソープに使われている「成分」かもしれません。
原因不明のニキビや肌トラブルで悩む方には「固形石けん」をおすすめします。
石けんの洗浄成分は化学合成をくり返した複雑な成分ではなく、天然油脂が原料で、肌への負担が少ないと言われています。
今回は自分が実際に使用して、ニキビ改善に本当に効果のあった2つの石けんをご紹介します。
牛乳石鹸 カウブランド「赤箱」
メーカー | 牛乳石鹸 |
容量 | 100g |
種類 | 1,3,6個入 |
価格(1個) | 110円 |
ゆたかな泡立ちで、やさしい洗い上がり。うるおいを守るミルク成分とスクワラン配合で、しっとりすべすべのなめらか美肌に洗い上げます。 お風呂上がりもふんわり続くやさしいローズ調の花の香り。
【使用レビュー】ボディソープをやめて「赤箱」を使ったら、体ニキビができなくなったよ!
赤箱は国内石けん愛用者数No.1
「赤箱」は国内で販売されている石けんの中で愛用者数ナンバー1の石けんです。
石けんの質の良さはもちろんのこと、価格が安く、ドラッグストアやスーパー、コンビニなど多くの場所で販売されており、手に入れやすい石けんであることも魅力のひとつです。
赤箱の口コミを見てみると、アトピーが良くなったという人や、肌トラブルが改善したとの声も多く、多くの人が好む石けんであることがわかります。
赤箱はこだわり製法でツッパリ感なし
石けんは動植物性の天然油脂が原料で、「赤箱」では牛脂とヤシ油を使用しています。
「牛脂」は動物性原料で人間の肌に近い成分構造のため、肌になじみやすいです。「ヤシ油」は植物性原料で、ココナッツオイルのことです。美容やアンチエイジングなどでもよく使われています。
牛脂からは「やわらかい泡立ち、洗浄力、泡の持続性」、ヤシ油からは豊かな 起泡力 (初期発泡力)を有するように、油脂の比率を決定しています。
牛乳石鹸の「赤箱」は釜炊き製法という製法で作られています。釜炊き製法は限られた一部のメーカーでしか製造できない製法で、職人さんの手作りで作られます。
丁寧に時間をかけて作ることで、原料由来の保湿成分が含まれるため、肌あたりのやさしい石けんとなるのが特長です。
石けんは洗浄力が強く、ツッパリ感が出てしまうことが懸念されますが、赤箱はあえて「釜炊き製法」を使用することで、ツッパリ感のない石けんを作っています。
スクワラン配合でしっとり
石けんはボディソープと比べると洗浄力が高いですが、肌に刺激を与える成分を残さずに洗い流すことができます。基本的にはさっぱりしているものが多いですが、赤箱には「スクワラン」が配合されており、さっぱりするのにしっとりとした洗い上がりです。
スクワランは人の肌にも存在する成分で、「天然のうるおい成分」と言われています。
しっとりよりもさっぱりをお好みの方は、同じカウブランドシリーズの「青箱」もおすすめです。
特長的な香りで癒される
赤箱は花を基調としたローズ調の香りです。他にはない「赤箱の香り」と言われる独特の香りは、多くの人が支持するやみつきになる癒しの香りです。
赤箱は石けん初心者の方におすすめだよ!
シャボン玉石けん「ビューティーソープ」
メーカー | シャボン玉石けん |
容量 | 100g |
種類 | 1、3個入 |
価格(1個) | 242円 |
シャボン玉浴用のプレミアム商品。シルクのように上質でなめらかな濃厚な泡が、素肌をしっとりと洗い上げます。気になるつっぱり感がありません。
香料、着色料、エデト酸塩(EDTA-4Na)などの酸化防止剤、合成界面活性剤不使用。
【使用レビュー】ビューティソープを使い続けたら、炎症ニキビになることがなくなったよ!
無添加商品専門のメーカーが製造
ビューティーソープの製造を行っているシャボン玉石けん株式会社は、化学物質や合成添加物を一切含まない無添加石けんの製造・販売を行っています。
固形石けんに限らず、他メーカーでは石けん以外の合成界面活性剤が使用されるシャンプー、ボディソープ、ハンドソープ、洗濯洗剤や歯磨き粉まで、すべて無添加石けんの洗浄成分で作ることを実現しています。
シャボン玉石けんは無添加商品専門のメーカーですので、「無添加」に対するこだわりは他メーカーと比べても群を抜いています。そのこだわりは一冊の「本」にまとめられているほどです。
化学物質や添加物を一切含まない
ドラッグストアなどで販売されている多くの石けんは、商品の安全性や品質、その商品の付加価値などをつけるために、洗浄成分の他に香料、着色料、品質安定剤などの合成添加物が配合されていることが多いです。
石けんやボディソープに含まれる添加物は、直接肌につけて洗うものなので、肌トラブルにつながるリスクが高いと言えます。
近年、社会問題となっている「化学物質アレルギー」を持っていたとしたら、体調不良や肌トラブルの原因が、洗剤に含まれる「香料のにおいや、肌を整える成分」という可能性も否定できません。
ビューティソープは「水と石けん成分」だけでできています。
成分表を見ても「石けん素地」としか書かれていません。「水と石けんの成分」だけでできた非常にシンプルな処方なのです。
防腐剤や品質安定剤を配合することは簡単ですが、防腐剤や品質安定剤を配合せずに、化学物質を一切含まない石けんを作ることは、非常に難しいため、限られた一部のメーカーでしか製造はできないのです。
厳選された上質な原料を使用
ビューティソープは動植物性の天然油脂でできています。人間の肌の成分に近い「牛脂」と石けんの原料の代表格である「パーム核油」を使用。
原料へのこだわりも強く、「牛脂」は新鮮さから工場のある九州のものを使用。パーム核油は熱帯雨林の直接的な破壊を防ぐため、農園拡大の抑制に努めるマレーシアから取り寄せており、現地訪問で無農薬栽培であることを確認しています。
ビューティソープはシャボン玉石けんで販売されている「シャボン玉浴用」石けんのプレミアム商品として販売されています。
シャボン玉浴用は、牛乳石鹸の赤箱と同様にドラッグストアでよく見かけるので、一度は見たことがあるかもしれません。 原料は同じなのですが、ビューティソープの方が「精製度の高い油脂」を使用しています。
個人的にはビューティソープは泡立ち、キメの細かさ、クリーミーさ、はどの石けんよりも優れていると思っているので、肌へのやさしさを考えるとおすすめなのですが、ビューティソープは大きいドラッグストアなどでしか販売されていないので、手軽に手に入れられる石けんがいいなと思っている方はこちらの「シャボン玉浴用」もおすすめです。
こだわり製法でツッパリ感なし
ビューティソープは釜炊き製法(ケン化法)で作られる石けんです。
石けんは天然油脂を原料に作られます。
一般的な石けんは「中和法」という製法で製造され、4~5時間で完成します。シャボン玉石けんでは、熟練の技術が要求される釜炊き製法「ケン化法」という昔ながらの製法にこだわっています。
完成までに約一週間かかり、気温・湿度によって石けんの仕上がりが変化するなど非常に手間暇かかる製法です。出来上がった石けんには、原料由来の天然の保湿成分が残るので洗い上がりがしっとりします。
中和法は、短時間で石けんを作ることができ、大量生産向きですが、製法上、油脂に含まれていた保湿成分が含まれていません。そこで様々な保湿成分などが添加されるのです。
肌負担の少ない石けん選びの基準として、「釜炊き製法で作られている石けんであること」は重要なポイントとなるので、石けん選びの参考にしてみてください。
本当に効果がある石けんの選び方
今回は自分が実際に使用して、ニキビが改善した石けんをご紹介しました。
ニキビを作らないために、「肌にやさしい成分の洗浄料」を選ぶことを選択肢のひとつに考えてみてください。
肌トラブルを起こしている原因は、当たり前に使っている洗顔料やボディソープの「成分」かもしれません…時には肌のために見直すことも必要なのです。
それと、すぐに効果が出ないからといってあきらめるのは早いです。
肌のターンオーバーは28日間(約4週間)と言われていますが、実際に効果を感じられるのは、2~3ヵ月後です。石けんに限らず、ニキビ用の化粧品でも同じことが言えますが、まずは「続けることが大事」ということです。
あまり「ニキビ用の製品」に固執せず、肌にやさしいものを使うことが、ニキビ改善の一歩につながるかもしれません。
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