ダイソーで人気のマルセイユ石鹸をご紹介します。今回は「ハニー」をご紹介します。
ダイソーのマルセイユ石鹸「ハニー」について
メーカー | ダイソー |
容量 | 100g |
価格 | 110円 |
保湿成分:パーム油・グリセリン
製法:釜焚き(ケン化)製法
香り:ハニー(ハチミツ)
はちみつとは
はちみつとは、名前の通り「蜂の蜜」です。 人類最古の甘味料とされ、その起源はエジプトであると言われています。 古代エジプト時代の浮き彫りには養蜂が描かれており、はちみつが食べられていたとされています。
はちみつを作れるのは蜂の中でも、ミツバチだけです。ミツバチは、花の蜜を吸い取り、巣に持ち帰ります。採取した花の種類によって、色や香り、味に違いが出てきます。 一匹のミツバチが一生のうちに集めるはちみつの量は、わずかティースプーン1杯分といわれます。
ハチミツの香りにはどんな効果があるの?
ダイソーのマルセイユ石鹸「ハニー」はその名の通り、ハチミツの香りがする石けんです。
石けんの色もハチミツ色・・・オレンジでわかりやすい色です。
ハチミツは栄養素が豊富で、食べることはもちろんですが、保湿力も高いことから、石けんをはじめ、シャンプー・ボディソープなどの洗浄剤、ボディクリームやリップクリームなど、様々なボディケア用品にも幅広く使用されています。
ハチミツの香りにはどんな効果があるのでしょうか?
ハチミツの香りの効能
ハチミツは特有の甘い香りが特長で、リラックス効果があり、心のバランスを取ります。
ハニーの成分
※ 洗浄成分 特長成分 香料
(化粧品の成分表では配合量が多い順に記載されます。※医薬部外品は順不同)
洗浄成分の他には、香料・着色料・防腐剤・キレート剤(品質を劣化させる金属イオンから化粧品を守る安定化剤)などを使用。
EDTA-4Na | 水中のカルシウムイオンなどの金属イオンと安定なキレ-トを形成し、水を軟水化します。 |
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エチドロン酸4Na | 金属イオン封鎖剤として、硬水軟化の目的で石けんなどの安定化のため配合されます。 | 酸化鉄 | 着色料。鉄の酸化物として得られる黄色~赤色~黒色の無機顔料。金属イオン封鎖剤として、硬水軟化の目的で石けんなどの安定化のため配合されます。 | サリチル酸Na | 防腐剤。 | 安息香酸Na | 防腐剤。 |
成分表で見ると、香りがハチミツの香りというだけで、はちみつ成分が配合されているわけではないので、そこは注意です。ハチミツ石けんと聞くと「ハチミツ=保湿力がすごい」というイメージがありますが、この石けんは、あくまでフレグランスソープ。他のマルセイユ石鹸との差はなさそうです。
石けんの原料である植物油脂はオリーブではなくパームのため、オリーブ石鹸に比べ洗浄力があり、さっぱりとした洗い上がりです。
ダイソーのマルセイユ石鹸は、カラフルで見た目の可愛さがあるので、着色料が使われています。
成分が気になる方はオリーブかハニーサックルをオススメします。
サボネリー・デュ・ミディ社が製造
石鹸の裏側を見てみると、「サボン・ド・マルセイユを製造し続ける、サボネリー・デュ・ミディ社が製造しています」との記載が。
これはどういうことなのかというと、マルセイユ石鹸は製造に厳しい基準が設けられており、製造を許されているメーカーは数社しかありません。
「サボネリー・デュ・ミディ社」はその数社の中の1つです。
ということは…
石鹸にはナチュラルに記載していますが、ダイソーのマルセイユ石鹸は、本場フランスのメーカーが製造している本物のマルセイユ石鹸です!という最大限のアピールなのです。
これはすごい情報よ。もっとアピールしてもいいんじゃないかと思うくらいです。(笑)
実際にダイソーのマルセイユ石鹸「ハニー」を使ってみた
ハニー石けんの表面には「Miel」という文字が刻印されています。Mielとはフランス語で「蜂蜜」のことです。
見づらいですが、開封すると「SAVON DE PROVENCE」と刻印されています。
サボンドプロヴァンス。気になって調べてみたのですが、サボンドプロヴァンスという石けんがあるようです。
もしやマルセイユ石鹸ではないのでは…?という疑惑が出てきました。(笑)
マルセイユ石鹸じゃない?サボン・ド・プロヴァンスとは?
メートル・サボン・ド・マルセイユ サボン・ド・プロヴァンス ローズ 100g
↑ダイソー産と同じで「サボン・ド・プロヴァンス」と記されています。同じメーカーが作ってるのかも…?
マルセイユ石鹸はオリーブオイルが原料と決まっているので、正確に言えば、「サボン・ド・プロヴァンス」はマルセイユ石鹸であるとは言えません。
マルセイユ石鹸はオリーブの強い香りがするので、使ってみたくても粘土のような独特なにおいが苦手な方も多いのも事実。
そこで、マルセイユ石鹸でも香りが楽しめるのが「サボン・ド・プロヴァンス」石鹸。
厳しい基準を持つ【マルセイユ石鹸】を名乗ることは出来ませんが、マルセイユ石鹸を製造するメーカーが作っている石けんであり、品質も劣らないと考えてよいでしょう。
結論、
「サボン・ド・プロヴァンス」石鹸はマルセイユ石鹸なのか?
判断が非常に難しいところなのですが、正確に言えば、マルセイユ石鹸を作っているメーカーが販売するフレグランスソープ。
なので、「オリーブ配合の本物のマルセイユ石鹸が使いたいんだー!」という方は、【オリーブ】石けんを買いましょう。
ダイソーで販売するオリーブ以外の種類のマルセイユ石鹸は、オリーブのにおいが苦手な方や、香りを楽しみたい方向けの石けんと言えます。
実際に使用したハニーの香りは…
正直な感想は「はちみつ・・・?」という感じでした。(笑)
個人的な感想ですが、はちみつというよりは、なんか…どこかで嗅いだことのあるニオイ…。
これはもしや…
「八つ橋…?」(笑)
私だけでしょうか…?(笑)
使った人の口コミを調べてみたところ、はちみつの香りがきちんとするという方が多く、私の鼻大丈夫か…?と心配になりました。(笑)
購入してから時間が空いてしまったので、香りが薄れたのかなぁ…。
香りは強くないので使いやすいです。
ただ、勘違いしてしまう人もいそうなので書きますが、
マルセイユ石鹸「ハニー」=はちみつ石けん
ではありません。
ダイソーのマルセイユ石鹸「ハニー」はあくまで「フレグランスソープ」。
ハチミツ成分は入っていません。
香りのみだと思ってください。
なので、よくあるハチミツ成分配合の石けんやボディソープなどのように、保湿力や美容効果などのプラス成分要素はありません。
ただ、この石けんはマルセイユ石鹸。マルセイユ石鹸は泡立ちもよく、保湿力もあるので、乾燥しがちな冬にもおすすめです。
ダイソーのマルセイユ石鹸「ハニー」まとめ
- 本場フランス産のマルセイユ石鹸。
- ハチミツの香り。
- パームオイルが原料のフレグランスソープ。
- 釜焚き(ケン化)製法で製造。
- 香りのみで、ハチミツ成分は入っていないので、保湿力などは他の種類のマルセイユ石鹸と同等。
今回はダイソーのマルセイユ石鹸「ハニー」をご紹介しました。
石けん選びの参考にしてみてください。
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